紙調書と電子調書

待ってくれ~、もう俺のことが好きじゃないの?みんな俺のことを流行遅れだなんてバカにするし、ダサいなんて言うし、君もやっぱりスマートなやつが好きなのか??ひどいよ~!嫌なところがあったら直すから~!

こんばんは、紙調書です。

監査法人にもよりますが、最近では監査調書はエクセル等のデータ上で作成してそれを法人専用の監査システム上にアップロードして完結というのが主流になってきています。

そのため、昔のように紙に鉛筆で書き込んで調書を作成するという面倒なことをする割合はかなり少なくなってきています。

ただ、やはり調書のデータ化が進んでいるのはBig4で、中小の監査法人だとエクセルなどで作成するのですが、最終的には作成した調書をプリント

アウトして調書化して紙ベースで保管をすることが多いです。

逆に、今の法人ではエクセルやワードで作成した調書はすべて専用の監査システム上にアップロードしてサインも自分の名前をシステム上に登録するだけで成果物として完了するため、紙として保管することが少ないです。

なので、法人によって先輩や上司にレビューしてもらう流れも違ってきます。

中堅監査法人時代は、自分が調書をエクセル等で作成して、それをプリントアウトして紙ベースで上司にレビューしてもらうという流れになります。

この場合だと、レビューしてもらってダメ出しが入る度にプリントアウトしなきゃいけないから結構手間なんですよね~。

それに対して、今の法人では基本プリントアウトすることはないのでレビューしてもらう時は作成したエクセルの調書をデータでそのまま上司に見てもらうことになります。

そして、レビューコメント(ダメ出しのことです)もエクセルやワードのコメント機能でコメントしてもらうことになることが多いので、結構効率的なレビューの流れになります。

っていうか、そもそも中堅監査法人時代もエクセルで調書作成が完了した段階でレビューしてもらうこともできるのに、みんな紙ベースでレビューしたがるんですよね・・その法人の体質ってやつですかね・・。

ただまあ、調書の完全データ化が進んでいるといっても、どうしても紙ベースで調書を作成しないといけない場面もあるわけなので、紙調書がなくなることはこの先ないと思いますね。

代表的な例としては、内部統制監査です。

内部統制監査では、クライアントから紙ベースでもらった資料に直接書き込んで調書を作成することになることが多いので、必然的に紙調書が最終成果物になります。

とはいえ、今の法人に入ってからはデータで完結することがほとんどなのは事実なので、「さすが大手は進んでいるな~」と入社した時に関心したのを今でも覚えています。

それにしても、PCがない頃の監査って全部紙ベースで調書を作成していたらしいので、それを想像すると会計士になりたくなくなりそうですね(笑)
あの膨大な量の数字とかを自分の手で書いたり、表も自分で描いたりしなきゃいけないんですから、昔の会計監査を経験した人には脱帽です。

腱鞘炎にでもなってしまいそうですね(笑)

“紙調書と電子調書” への3件のフィードバック

  1. 若造 より:

    いつも楽しい記事をありがとうございます。
    USCPA試験の勉強を独学で1科目だけ始めてみようと思い参考書を探してみたのですがどれも出版年度が2003年あたりのものしか見つかりませんでした。自分は英語がそこまで得意というわけでもないので英語のみで書かれている参考書は使用できません。2003年に出版されたものではやはり厳しいのでしょうか。

  2. かずにい より:

    若造さん、こんばんは。
    まずは独学でやってみようと思いたったのですね!
    しかし、さすがに英語のみの参考書はきついですか~。
    確かに、書店とかに出回ってるUSCPAの参考書でちゃんと日本語と英語を交えて解説してるやつってほとんどないですよね。
    その2003年あたりに出版されてるやつ、たぶん自分も前に使ってたと思います(笑)
    結構1科目が分厚いやつですよね。
    結論から言うと、その2003年のやつでまずは勉強を始めて問題ないと思いますよ。
    自分もなんだかんだで最初は日本語で解説してるやつ(たぶん若造さんが探したやつと同じものです)を一通り読んで多少理解できるようになってから、完全英語での問題演習を解くという感じでした。
    今からだともう10年以上前のもので心配になるのはわかりますが、2003年以降は大きな会計制度の改正等はないので、若造さんが見つけたやつでも今と基本的な論点は一緒なので役に立つことは間違いないと思います。
    そこで日本語と英語の会計用語を多少理解した後に、英語の問題演習にとりかかれば英語が得意じゃなくてもなんとかついていけるようになると思いますので、独学でなおかつ完全英文での参考書が厳しいということであれば、その日本語のやつから勉強することをおススメします。
    かつての自分と同じ勉強ルートをたどっていってる若造さんには是非とも頑張ってもらいたものですね(^^)

  3. 若造 より:

    そうですか、基本論点を学ぶ分には2003年のもので問題ないのですね。それにしてもかずにい様と同じ勉強ルートをたどることになるとは驚きです。俄然やる気がみなぎってきました。
    いつも丁寧なご返答ありがとうございます。これからもこのブログを楽しみにしています。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ