似たようなセリフ、どっかで見ませんでした?

10年ほど前に結構漫画やドラマで話題になった「ドラゴン桜」というセリフの一つです。

それを監査法人バージョンにしてみました(笑)

僕は漫画が好きなので、当時はこの漫画もドラマも食い入るように観ていた記憶があります。

漫画ブログではないので詳細な内容は省きますけど、偏差値40もない高校でしかもその中でも落ちこぼれ生徒が東大目指して一直線という熱い大学受験漫画なのです。

そこで、主人公は弁護士なのですがとある事情でその低レベルな学校の低レベルな生徒たちを5人東大に受からせようと、実際の勉強に役立つ実践的な話もしながら受験に向けて生徒たちは頑張るんです。

そこで特に夢も希望もない生徒たちに言った一言が、「やりたいことがないなら、まずは東大に入れ!」です(正確な記述ではないですが)。

こんなようなことを言ってたのが、すごく印象的でした。

主人公の弁護士は、要はやりたいこととか将来の夢とかが決まってないんなら、東大に入っとけば将来なりたい職業を見つけた時に、職業選択の幅に制限がないから「保険」という意味で東大にとりあえず入っておけば安心という趣旨でこの発言をしたんです。

特にまだ成人していない高校生が将来やりたい仕事が明確に決まってるなんてケース、なかなかないですよね、

自分も高校の頃はただ部活だけに専念して自分の職業なんて一切考えてなかったですよ。

で、これと似たような状況が就職・転職活動において「監査法人を選択する」ということです。

ちょこちょこと他の記事でも触れてますが、監査法人で働くことは、キャリアをスタートさせる、もしくは今後のキャリアに確実に良い方向につながることだと思っています。

会計士という職業、すべてがバランスよく中の上なんです。

年収も若いうちから比較的高い、転職市場においては会計士は価値が高く転職先の幅が広い、プロフェッショナルという自己満足感もある程度得られる、そして世間体も比較的良い。

すべてが「比較的」「そこそこ」良いんです。

何より、監査法人で会計士として数年働けば、その先のキャリアや転職先は年齢にもよりますが無数にあるようなものです。

逆に、監査法人で働くことによるデメリットはほとんど思いつきません。

日本ではあまり監査法人の存在というのは結構影が薄いですが、欧米ではBig4が常に就職ランキングの上位に入っています。

アメリカの大学生の間では、トーマツがメンバーファームのデロイトは「キャリアをスタートさせるのに最も良い企業ランキング」で1位になった年もあり、他のBig4も常に人気就職ランキングの上位を毎年独占しています。

欧米では「とりあえず最初はアカウンティングファームで経験を積んでおくというのがベストだろう」という考えが浸透しているわけです。

これは、「やりたいことがない高校生はとりあえず東大入っておけ」というケースと非常に重なると個人的には思っています。

大学生になったけど、やはりやりたい仕事がよくわからない、もしくは見つからないという人。

または、将来的な転職は考えているがどこに転職しようか漠然としか頭にない人。

そういう人ほど、「未来のキャリアにつながる監査法人にとりあえず入っとけ!」というのが僕の考え方です。

なので、やりたいことがない高校生は東大にとりあえず入って、それでもやりたいことが特にこれといって見つからない人は、JCPAもしくはUSCPAに合格して監査法人に入って、働きながら次を考えるのが「保険」としては最高だと思います。

ドラゴン桜のように、試験合格目指して頑張るところも似てますしね(笑)