自分の経験から、合格するために一番大事なことをまず結論から言います。
本番と同じような環境で練習問題をひたすら解きまくる。
これがUSCPA合格のために最も重要な勉強方法です。
テキストを眺めて知識を深めたり、良い講義を受けることよりも、とにかくまとまった数の練習問題を解きまくって解答を暗記するぐらいになること。
これが最優先事項です。
逆に、これをしないで受かる人っているのかと思ってしまうぐらいです。
もちろん、初歩の会計知識(簿記3級くらい)は持っているべきです。
英語の能力も高いにこしたことはありません。
テキストでのインプット量が多いにこしたことはありません。
でも、それはUSCPAに受かるために必要な要素のほんの5%ぐらいにしかすぎません。
残りの95%は、1科目につき1500~1800問の練習問題を本番と同じような環境、つまりPC上で解きまくることに労力をそそいでください。
USCPAは日本の会計士試験とは違って、論文試験なんてものはなく、PC上で試験を受けるというその性格上、過去問の使い回しが本当に多いです。
使い回しとはいかなくとも、練習問題と似たような問題が出ることが多いです。
なので、WileyでもBiskでもGleimでも、Beckerでもなんでもいいので、Multiple ChoiceとSimulationの練習問題をPC上でできるCDを購入してひたすら回してください。
「回す」というのは、例えば1科目で1500問あったら1500問を何周も解いて問題をみたらすぐに解答がわかるくらいになることです。
もちろん、なぜその解答になるのかはちゃんと解説を読み込んでください。
紙ベースの分厚いテキストを活用する場面はほとんどないです。
なぜなら、その練習問題の1問1問の解説自体がテキストのようなものだからです。
だから紙ベースのテキストの中の重要なところは練習問題の解説にほぼ詰まってます。
では、だいたい何周ぐらい練習問題を回したら合格レベルに持っていけるか?
これは、個人的な経験からだいたい「5週」は繰り返してください。
これでだいたい合格ラインに持っていけます。
もちろん、これは1問1問に対しての集中度は人によって違うのでなんとも言えないですが、だいたいどの科目も自分は5週は最低でもやるようにしてました。
もっと余裕を持って合格したいなら7週はやった方がいいですね。
ちなみに、回し方としては、1500問の練習問題があったら、2週目も3週目も毎回1500問をやる必要はないと思います。
それでは効率が悪いですからね(^^;)
1週目にちゃんと根拠を持って解答できた問題は、その次の週からは演習対象から除外していくやりかたが一番効率的だと思います。
何度もやっていって、解答の仕方を覚えてくると解ける問題も多くなり、週が増えるにつれて解く必要がある問題がどんどん減っていって精神的にも楽になります。
5週目くらいだと、300問くらいが残ってるだけで結構すぐに終わることが多かったです、自分の場合は。
だんだんと演習対象の問題数が少なくなってくると、自分の合格力がアップしていくのが実感できるようになって気持ちがいいです(^^)
そして、もう一つのポイントとしては、何周もして問題数が少なくなってきて試験日も近づいてきたら、総仕上げとして全部の問題を解きましょう。
一度解答できた問題も、何周もしている間に忘れてしまうこともありますからね。
総仕上げの段階では、ほとんどの問題が解けるようになっていると思います。
これでほぼ試験前の準備は完璧だと思います。
英語力があまりなくても、何周も繰り返してやっていくうちに慣れてきます、マジで。
だいたい問題の出し方とかってパターンが決まってますからね。
だから、繰り返して解いてくうちにUSCPAに受かるための英語力も向上しているってわけです。
もちろん、最初の1週目はほとんど解けないです(笑)
ほとんどすべてが知らないことだらけですので、1800問ぐらいあるとしたら1週目は100問ぐらい解ければいい方です。
USCPAは自分の中では暗記の色合いが強い試験だと思っているので、1週目や2週目は考え込むよりも、わからないと思ったらすぐに解答をみましょう。
ある意味、最初のうちは暗記タイムです。
3週目くらいから、「この問題はみたことあるな~」ってな感じでだんだんと成長していきます。
4週目ぐらいからは解き方も暗記できてくる問題が多くなり、ドラクエのように一気にレベルアップするでしょう(笑)
ただ、練習問題の1割くらいは解答みてもよく理解できないわけのわからない問題があります。
どうしても解けない問題、、、
そういう難問は無視しちゃいましょう。
1500問あったら、1500問すべてを完璧に解けるようになってる必要はないです。
9割くらいちゃんと解けるようになれば本番では合格できると思います。
USCPAは100点とか90点とか解く必要ないんですからね。
75点でいいんです。
そして、この練習問題を繰り返して解答も暗記しちゃうくらいになると、試験本番では思わぬ運を呼び寄せてくれます。
それは、本番での問題が練習問題と全く一緒の場合があるということです。
自分の記憶では、多い科目はMultiple Choiceでは1割くらい全く練習問題と同じのがでて瞬殺できた記憶があります(笑)
だから、解答根拠が理解できなくても、練習問題の解答を暗記することはUSCPAにおいては有効でもあります。
さらに、Simulationもちゃんと同じようにやり込みましょう。
AUDでは、自分はSimulationの練習問題と試験本番の問題が全く同じことがあって驚き喜びました(笑)
そのときは、まるでフリーザが惑星ベジータをあっさりと破壊したときのように、自分もそのSimulationを高笑いしながら一瞬で破壊しました(笑)
問題演習をひたすら解きまくるというのは、こういう副次的な効果もあるわけなので、自分は激しくオススメします。
「問題演習を制するものは、USCPAを制す!」
まあ、長々と書いてしまいましたが、言いたいことは最初にも言ったただ一つです。
USCPAに受かる一番効果的な方法は、大量の練習問題を何周も解きまくって解答も暗記できるようにする。
これだけです。
貴重な情報をありがとうございます。とても勇気をいただきました^ – ^
私も資格取得は過去問重視派なので、Beckerを使いたいのですがたくさんの講義が付いたプランを選ぶことに躊躇していました。
私も要件を満たしているのでBeckerで挑みます。
最後に背中を押していただいたことに感謝です^ – ^
コメントありがとうございます。
こんな自分の記事が背中を押させてもらったことが嬉しいです。
過去問重視派ならベッカーひたすらやりこみましょう!
やればやるほど、どんどん不安感が減っていきます!
頑張ってください!