2011年5月。

3度目のグアムだ。

最後の科目である、REGを受けに三度グアムに来た。

この1年間の間に3回もグアムに来たやつなんか、相当レアじゃないだろうか(笑)

今回が最後の科目だ。

だから、ホテルやスケジュール調整等は万全だ。

日程は3泊4日。

ホテルは、FARの時のような惨めなシャワー事件などが起きないようにレオパレスリゾートもちゃんと抑えた。

試験日は3日目だったので、初日と2日目は例によってのんびりと過ごした。

当然グアムまで来て勉強なんか今更せん。

そして3日目、午後の試験だったので、軽いブランチをホテルで食べてから試験会場へ。

そして3度目だから慣れたもんで、スムーズに本人確認を終えてテストルームへ。

PCの前に着席。

「これで最後だ!終わらせる!そして学生時代に挫折した苦い思い出もこれで断ち切る!」

しかし、REGはFARの次に自分が苦手意識を持っている科目。

不安はあった。

問題演習でもBusiness Lawはともかく、TAXの面倒な計算問題がどうにも苦手意識がとれなかった。

しかし、やるだけやった。

試験開始!

このREGに関しては、試験問題がどんな感じだったか、試験を受けている最中にどんなことを感じていたか、ほとんど覚えていない。

唯一感じのは、やはりREGのTAXパートがやはり難いなと思ったのと、Business Lawっで結構状況把握するための問題文が結構難しかったという印象だった。

Simulationに関しては全く覚えていない。

全体的に、FARの時ほどではないが、あまり手応えを感じられずに試験を終えた。

「ふ~、これでダメだったらまた3ヶ月後か~」

そんなことを思いながら試験会場を後にした。

そして夜はホテル内のレストランで食事をして、普通に寝た。

次の日、帰りのフライトだったのでグアム空港に向かって普通に飛行機に乗ろうとした。

だが、途中の荷物検査で自分の荷物が検査に引っかかったみたいだ。

色々と電源コードとか入れてたからかな。

スタッフの男性にカバンの中を全部チェックされた。

麻薬の持ち込みを一番注意しているのか、専用の機械で手のひらや自分が日本から持ってきた本の中を開いてチェックもしていた。

「本の中に麻薬を入れるケースもあるのね・・・」

そんな感じでおとなしく言われるがままに荷物をすべてチェックされていたら、自分がお守りがわりに持ってきたBeckerのテキストをそのスタッフが見て、話しかけられた。

スタッフ「お~、オマエCPAを受けにきたのか!」

俺「はい、そうです。」

スタッフ「どうだった?受かりそうか?」

俺「いや~、正直今回は手応えがなく自信がないです・・」

スタッフ「そうか~、でも試験ってのは自信がないと自分が思った方が案外受かるもんだよ~。今回もきっと受かってるって!」

俺「そうなると最高ですね~!」

スタッフ「とにかくCPAって難しいんだよな?合格したらすげ~よ!受かってるといいな!」

俺「本当受かってたら最高ですね!ありがとうございます!」

そんな感じで、麻薬チェックは一体どこに行ったのだろうかというくらい会話が終わったら解放された(笑)

でも、ちょっと心温まりましたよ、グアムの空港スタッフの方。

そしてグアムを後にした。

「もう試験で来ることはないことを願おう」

いつか旅行で来たいな~。

そして1ヶ月後、そろそろメールで合否のお知らせが来ることだと思って、こまめにメールをチェックしていた。

そして、届いた。

NASBAからだ!

「これで受かってればすべてが終わる・・。逆に落ちてればまたグアム行きだ・・。」

正直、自信がなかった。

受かったとしてもギリギリの点数だろうなと思っていた。

そしてメールの添付ファイルを開いて、点数を見た。

77点!!!!

 

「おおおおおおおおおお~~~~~~~~!!!!!!!!」

 

決まった!

 

USCPA!

 

合格だ!

 

この俺が・・・

ここまで来れるなんて、、、

一度は挫折したのに。

働きながらよく頑張ったと、自分で自分を褒めたいと素直に思った。

これまで何に対しても中途半端だった自分が初めて頑張ったと言える証と、監査法人への応募チケットを手にした瞬間だった。

両手を高らかに上げ、素直にガッツポーズ!!

4科目制覇!

だが、ここからが本当のスタート地点・・・。

転職活動に向けて動き出さなければ。

転職活動物語へと続く・・・