最初の1科目であるBECを8月に受験し、無事合格して幸先のよいスタートを切れた。

その3ヶ月後の11月。

朝、俺はロサンゼルス国際空港にいた。

次の科目であるFARを受験しに。

「なぜグアムじゃなくてLA?」

そうなんだ。

グアムがよかった、、、

グアムがよかったよ~~。

しかし!

自分のミスで、グアムの試験会場を早めに予約するのを忘れていて、グアムでは希望の日程で受験することができなくなってしまったのだ。

グアムはテストセンターが一つしかないから完全にアウト(泣)

そのため、グアム以外のアメリカでFARを受験しなければならなくなった。

ハワイという選択肢もあったが、ハワイもグアムに比べると結構遠いし時差ボケの影響を結構受けそうなイメージがあった。

それなら、どうせグアム以外は長時間のフライトと時差ボケは免れないのだから、慣れ親しんだLAで受験しようと決めたのだ。

しかも、本土ならテストセンターは色んな場所にあるので、どっかしらのテストセンターは自分の希望日で空いているはず。

できることなら、学生時代に受験してた慣れ親しんだテストセンターがよかったが、自分の希望日は埋まってしまっていた。

なので、ちょっと遠目だが自分の第一希望の日程で受けられるテストセンターを予約した。

「LAで学生やってたころは車で30分でテストセンターに行って受験できたのにな~」

そんなことを考えながら、長時間のフライトと時差ボケの疲れという爆弾を抱えながらLAの空港をでてすぐにレンタカーを借りて宿泊予定のホテルへ出発!

疲れはあったが、久しぶりのLAでテンションは上がっていた。

「いや~、やっぱLAのカラッとした空気は最高やな~」

なんて関西弁でも出そうなくらい気持ちよかった。

そして運転も。

「道も当然覚えているし、久々の左ハンドル!しっくりくる~~~~~っ!」

まるでホームグラウンドに帰ってきたかのようにエキサイトしていた。

日本から持ってきたCDを車の中で流しながら、最高の気分でホテルに着いた。

ホテルも、学生時代によく友達と行っていたレストランがあるホテルでとても馴染み深かった。

宿泊は4泊5日。

3日目が試験日。

ホテルについて、早速いつも行っていたレストランでお昼を食べた。

そして自分の部屋に戻ったら、きました爆弾が。

午後3時頃です。

「時差ボケきた~~~~~!」

ほんと、時差ボケの影響で眠くなった時って、睡眠薬でも飲んだんじゃないかってくらい眠い。。

学生時代はよく経験してたことだが。

そして速攻で、のび太のような早さで爆睡した。

そして目が覚めたら夜中だった。

まあ、LAについた初日はいつもこんな感じだ。

そして、もう眠れないのでPC開いてネットで時間潰したてた気がする。

そしてホテルのレストランが開く時間になったら、すぐに行って朝ごはんを食べた。

「う、うまい!」

そりゃそうだ。

夜食べないで寝ていたんだからな(笑)

そして2日目はいつものようにのんびりと過ごした。

特にホテルの外にでることはしなかった。

やはりBECの時と同じく、翌日が試験日なので緊張しているし、時差ボケの影響で体もだるかったので。

そんな感じで2日目は普通に寝れたかな。

そして、3日目。

試験当日。

試験は午後からだった。

しかし、時差ボケの影響で朝5時に目が覚めた。

もう寝れないので、普通に朝ごはんを食べて時間までのんびりしていた。

そして余裕を持って出かけた。

試験会場は、車で40分くらいかかるところにあるし、初めて行くテストセンターなので道に迷ってもいいようにということだ。

そして、案の定道に迷って、丁度いい感じの時間に着いた(笑)

試験会場に入ったら、雰囲気は完全にグアムの時とは違っていた。

そうだろうね、現地に住んでなきゃ、わざわざLAまでUSCPAを受けに来る人なんかいないだろう。

待合室にいるのはみんなアメリカ人。

そして、自分の番になって試験部屋の前でいつものようにIDチェックと注意事項の説明を受けていた。

当然緊張していた。

が、しかしそれ以上に説明をしてくれている人に自分は注目がいっていた。

「す、すごい美人・・・」

これぞ金髪のアメリカ人という言葉が似合うくらい、美人だった。

あまりにも美人だったため、目を奪われてしまい、その女性の説明がほとんど頭に入ってこなかった。

まあ、形式的な説明なので聞いてなくてももうわかっているが。

「それにしても美人だ・・・なぜこんなテストセンターで案内係をしているんだ・・ハリウッドスター級だぞ・・」

その人を見ていて、ある経済指標を思い出した。

それは、ウェイトレス美人指数。

なんかの本で読んだのだが、景気が良い時は仕事も多いので、容姿端麗な美人な人はもっと華やかな仕事につくことが多い。

反対に、景気の悪い時は人気のある仕事が少なくなるので、美人な人が賃金の安いファミレスでのウェイトレス等の人気のあまりない仕事をせざるを得なくなる。

そういう場所でどのくらい美人がいるのかでその時々の景気のよさを図るバロメーターとして、ギャグだかしらないがアメリカでは密かに認知されているそうだ。

実際、2010年といえばリーマンショックの打撃を受けてアメリカは大不況の真っ只中だったので、この自分の目の前にいる女優並みの美人な人もここで仕事をせざるを得なかったんだろうな~なんて、勝手に想像してた(汗)

少し話はそれたが、美人さんの説明を終えて、試験室内に入ってPCの前に座った。

今回受けるのはFARだ。

正直、USCPA4科目の中で一番苦手な科目だ。

FARは日本の簿記のようなものなので、簿記が苦手な自分にとってはこのUSCPAの最難関!

実際、学生時代に一度受けた時は65点ぐらいのボロボロな点数で落ちた科目である。

しかし、後々の科目合格の失効期限を考えると、苦手な科目ほど早めに受かっていたほうがよいと思い、2番目の科目に設定した。

だが、Beckerで演習問題を繰り返してたが、やはりしっくりこない。

ちゃんと理解してない問題もあった。

だから、一番不安だった。

しかし、LAまでこのためにきてそんなこと言ってられん~~!

「最後まで絶対諦めるな!行くぞ!」

試験を開始した。

案の定、難しかった。

Beckerの演習問題より難しく感じた。

とにかく、最初のテストレットに多くの時間を割いた。

BEC以外の科目では最初のテストレットの正解率が後のテストレットに影響を及ぼすため、最初のテストレットではなるべく良い手応えをつかんでおきたかった。

そして最初のテストレットを終了して、Multiple Choiceを最後まで終えた。

正直、途中のテストレットの難易度が変わったのかどうかわからなかった。

全体を通して難しいと感じた。

「厳しい~!」

そして、次はWritten Communication!

そう、この当時はまだあったのだ!

この大っ嫌いなセクションが。

いつも思う。

「このセクション、マジでなくなって欲しい・・・」

そう思うくらい、どう解答したらいいかわからないのである。

特にFARは。

なんとか問題を読んでとりあえず書いたが、5行ぐらいしかかけなかった。

「なんか全体的にボロボロな感じが・・」

そして、Simulation。

もうどういう手応えだったか、どんな問題だったか覚えてないっす(汗)

そんな感じで、BECの時とは違いものすごく悪い手応えで試験を終了し、試験会場を後にした。。

唯一の救いといえば、Multiple Choiceが全体的に難しく感じたことだろうか。

最初のテストレットで上手く行ったのかも。

これだけだ。

その日はもう力を使い果たしたので、疲れてホテルに戻って夕飯を食べて普通に寝た。

そして4日目、試験は不安だらけだったが、せっかくLAに戻ってきたのでドライブを楽しむことにした。

といっても、母校である大学を訪れて懐かしんでのんびりしただけだったが。

でもやっぱ、相変わらずキャンパスがどでかくて、気持ちいい!

大学内のカフェで学生を眺めながらくつろぎ、芝生の上に寝そべってくつろぎ、売店で大学のパーカーを購入して母校を後にした。

そうして4日目を過ごして、次の日に飛行機に乗って日本へ帰った。

そして例によってまた日常生活を送りながら試験結果を待っていた。

1ヶ月半くらいしてまた郵送で届いた。

正直、自信が全くなかった。

一度も受かったことないFAR。

しかも、苦手科目。

「あ~これに受かればUSCPAの山場は越したも同然なんだ~!」

そう思いながら、恐る恐る封筒を開け、中身をみた。

「あ、ああっ!?」

 

76点!!

 

「ミラクル!ミラクル・・ミラクル!!なんたる僥倖!!」

超えた!

山を超えた!!

最大のボスを倒したのだ!

運がよかったのか、、、もうなんでもいい!

LAまで行ったかいがあった!

その日はBECの時以上に小躍り!

ビールを飲んで一人祝杯をあげて酔っ払った。

初めての2科目合格!!

「ふはは~、これであと2科目じゃい!楽勝じゃい!!」

USCPAで受かった科目の中で一番嬉しかった科目だと思う。

もう一度受けても、絶対に受かる気がしない。

やる気は俄然加速!

そしてBECの時と同じく、左手を高らかに上げて指を2本立てた。

ディープインパクトでダービーを制した時の武豊がやったように。

これで2冠達成!

ではなく、2科目達成!!

ただ、次からはちゃんとグアムを確保できるようにすぐに予約しとかなきゃな。

・・・でもまあ、最悪またLAでもいっか!

あの美人のお姉さんに会えるのなら(笑)